🙏精進🙏

金曜日のお昼を少しまわった頃、モンステラボランティアさんから施設入所中のご主人様が午前11時に息を引き取られたとのご連絡がありました。

木曜日の認知症講座の際もボランティアをしていただき、今年に入り胃ろうの手術を受けられたご主人様のご様子もお聴きしたばかりでした。


私も主人もご主人様のご逝去をお聞きし、想い出したことがありました。

ご主人様が施設入所される前の2019年、モンステラでの🧡ユマニチュード🧡鑑賞会の際、

奥様が真剣に鑑賞されていられる間しばらくご一緒に鑑賞されていられました。

その後少し🤏飽きてこられたところで私と主人とソファーに座られ、目に移るものに興味を示され『綺麗』だと言っていられる想いが伝わってきました。

その後ソファーに座られたまま気持ち良さそうにお昼寝されたことが昨日のことのように

甦ってきました。


2018年11月1日、ケアラーズカフェをオープンするお知らせをタウンニュース紙の記事に投稿していただいき、ケアラーである奥様がケアラーズカフェモンステラの【第1号】のケアラーさんでした。

アルツハイマー型認知症を発症されたご主人様への愛💞ある介護を13年に渡り1人でされてこられたケアラーさんでした。

穏やかでいつも笑顔でいられるケアラーさんに『どうしていつもそんなに笑顔でいることが

できられるのですか?』と私が訪ねると、『私がいつも笑顔でいることがスギ🌲ちゃんが

落ち着いていてくれることに気づいたからです。』(スギちゃん🌲はお孫さんも含めて全員での愛称です。)

まさに🧡ユマニチュード🧡そのものです。

でも、特に認知症のケアラーさんがいつでも笑顔でいられることには当然ご無理されている可能性があると私は思っています。


コロナ禍となる少し前に、私には老老介護でもあるケアラーさんのメンタルでのお疲れが

目立つようにも感じてきていました。

在宅での認知症介護には小説のように一章•ニ章•••があって良いのではと思うようになって

いた私は、ケアラーさんに『別の選択肢も考えてみられても良いのではないでしょうか。』とお節介とは思いつつお話しさせていただきました。


そしてコロナ禍となった晩秋にご主人様は特養ホームへの入所をされました。

その後誤嚥性肺炎を繰り返されることになり、今年に入り早々に胃ろうの手術をされました。

ご主人様、ご家族様共にガラス越しではありますが2ヶ月に一度の面会をそれは楽しみに

され、お孫さんのお一人がご主人様の故郷の秋田県の津軽三味線を習われ、面会の際三味線を奏でた際涙🥲が溢れ落ちたとのご報告をお聞きしました。


ケアラーさんから『施設の理念が素晴らしい』と入所されてからのご様子を伺うたびに、

在宅での看取りではない選択肢のお話しをさせていただいた私にとっても少し🤏安堵できる

ことになっていました。


最期のときまで、心の中にはいつもスギ🌲ちゃんのことがいられ、ポジティブ思考で

施設入所されても尚『🧡ユマニチュード🧡は何度見てもその都度気づくことがあり、

参考にさせていただきたい。』と言われていました。

ご主人様のご冥福を心よりお祈りさせていただきます。🙏


そして昨日のランチ🍱メニューは、少しでもご供養になればと精進風にさせていただき、

共食した皆さまともご主人様のご冥福をお祈りしました。

そして【精進】のもつ意味合いである、「真摯にたゆまず勤め努力すること」を、

ケアラーズカフェモンステラとして忘れることなく歩んでいきたいと思っています。

そしてモンステラボランティアでもあるケアラーさんのグリーフケアにもボランティアの

皆さまと一緒に関わることができればと思っています。


🙏合掌🙏




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ケアラーズカフェ モンステラ

家族介護者(ケアラー)の方の気持ちに寄り添いながら、 あなたと同じ目線に立ち、悩みをわかち合うことで、 ホットできる心の癒しの場でもあります。 元ケアラーが自宅を開放しています。

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