〜覚悟と責任〜

今日は5月3日(土)  憲法記念日

土曜日ですがケアラーズカフェモンステラはお休みさせていただいております。

国のきまりの中で最も大切なもので、日本のすべての法律や決まりは、憲法に従って作られていて「国民主権」「基本的人権の尊重」「平和主義」と謳われています。

ケアラーズカフェモンステラは「基本的人権の尊重」を考えているようにも思います。

昨日午前中、相模原市内県立高等学校•県立中等教育学校•県立特別支援学校へ「ヤングケアラー」“あなたらしく”いられる時間をつくるためにの高校生版冊子を全16校に配送しました。

5月7日には全校へ宅着予定です。

ユニコムプラザの大学との連携により、当時和光大学大学院生で「ヤングケアラー」の研究をされていた大高　綾音さんとのペアデザインで作成した冊子です。

発行は2023年3月でした。

市内小•中•高校生と支援者の方々に配布予定で作成しました。

ところが理不尽な理由で配布直前に白紙となりました。

それでも2年に渡り「ヤングケアラー」周知•啓発のためケアラーズカフェモンステラとして

可能な限り様々な方法で配布•配架してきました。

でもどうしてもできなかった県と市の教育関係を通しての学校への配布でした。

ところが諦めの悪いケアラーズカフェモンステラが年明け2月21日に参加させていただきました「県ボランタリー21ボランティアフェスタ」のフォーラムの際【ヤングケアラーの日常】の寸劇をさせていただいただけたことにより止まっていた時計が動き始めました。

そして県子ども•若者みらい局生活援護課 生活困窮者対策グループの当時課長だった方の

ご理解いただき、今回このような形となりました。

ケアラーズカフェモンステラとして覚悟と責任をもって作成した「ヤングケアラー」の啓発のための冊子です。

高校生版はまだ後1600冊はあります。

相模原市内外でご希望の方がございましたら、研修会開催も含めお声掛けいただけましたら幸いです。

知れば知るほど「ヤングケアラー」の抱える問題の深さを知ることになりました。

【ヤングケアラーが苦しむのはこども時代だけではなく、大人になってからも過去の傷が

疼いて苦しむことがあるのだと知ってほしい】元ヤングケアラーの言葉

やっとスタートラインに立てたような気がしています。

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