🌼自分にしか咲かせられない花🌼

昨夕は寒い中の今年最初の🏠多世代交流食堂🏠でした。

そして午後2時50分、毎週土曜日往復4時間かけて来てくださるケアラーさんも今年最初の

来訪でした。

ご主人様は消防士として職務されていられましたが、30代半ばで片麻痺になられその後は

署内勤務となり無事定年まで勤められたそうです。

元旦に能登地震が起き毎日TVでのニュースをご覧になっていて、元々消防士だったご主人様

は被災地の様子や状況が次第に【自分事】になってしまわれ、就寝後1時間ごとにトイレに

行かれたり幻聴や幻覚が現れるようになり、その都度『ここは自分の家ですから大丈夫ですよ』と対応される日々になりいつもにも増して疲れました。今日はやっとモンステラさんに

逃げて来ました』とお話しされていました。

当事者でなくても、今回の能登地震には限らず毎日TVや新聞等で悲惨な状況を見ているうちに【自分事】になってしまい、精神的に弱ってしまうことが少なからずあることは見聞が

ありましたが、短期間でも起こりうることだと再確認させていただきました。

奥様であるケアラーさんに『山田さんはいろいろなご病気をお持ちですが、どんなことを

考えながら生きていられるのですか？』と尋ねられました。

『アドラー心理学にあるのですが、モンステラと関わりのある方が楽しいとか嬉しいとか思っていただけることをいつも考えているでしょうか。結果、私自身が楽しいとか嬉しいとか思えることですから』が私からの回答でした。

私からの答えの原点は、介護の疲れによるうつ病を発症し7年間は中々回復ができず、

大腸癌の手術がチャンスとなり現在の総合病院🏥に精神科も変わることができました。

8年お世話になっている現在の担当医の前に短い間でしたが女性の先生からいただいた

言葉がありました。

『元の自分には戻れませんよ。でも、新しい山田由美子さんとしてのアイデンティティを

つくっていけばいいのですよ』

最初は先生の言われた言葉の意味を理解することはできませんでしたが、その後現在の

担当医に変わり少しずつ回復していくうちに言葉の意味が理解できるようになりました。

そして新しい自分をつくることが今に繋がり、モンステラに関わる方に楽しいとか嬉しい

と思っていただけることを考える日々を過ごさせていただいています。

毎週来てくださるケアラーさんが帰られる少し前にうつ病の方で『寛解と再発を繰り返していて辛い』と言われる初めての方から電話をいただきました。

私自身も抗うつ薬のアカシジヤ(副作用の酷い状態)」を経験したことがあります。

お話しをお聴きしていて何の病気も同じですが、出会った先生との相性•先生の技量に

よって、患者様の回復に大きく違いがあるのが残念だと私は思っています。

そして昨夕の🏠多世代交流食堂🏠は、風邪🤧を引かれた方々が出られ、久しぶりに

お子さまのいない大人だけのボランティアの方も一緒の共食になりました。

私の好きな言葉のひとつ(前にも紹介させていただいたと思います)

【自分にしか咲かせられない花を、どこに置かれても精いっぱい咲かせよう】

　　　　by 故　ノートルダム　渡辺和子シスターの言葉

種を蒔きながら🌼花が咲く🌼のを待ちたいと思っています。

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