残念な「問題外の外😆」
私が中学2〜3年のときの社会科の先生が言われていた言葉【問題外の外】
授業開始ご5分程度でしたが、「前の授業の復習問題をクイズ感覚で出題され無作為に指名
され生徒が答える。」恒例の時間がありました。
生徒が答えたことに『当たり』『惜しい』『外れ』そして『問題外の外😆』というのがありました。
要するに「全く違っていて答えになっていない」ときの言葉でした。
ユーモアのセンスのある先生でしたので、『問題外の外』と言われた生徒もクラスメイトも【😅👏】のような感じでした。
20日の日に、相模原市の「ヤングケアラー」担当のイニシアチブをとっていられる「こども家庭課」の課長•担当•職員の方々が、わざわざモンステラに足をお運びくださいました。
課長は2回目、担当課長•職員の方は3回目でしょうか。
議題は、昨年夏よりケアラーズカフェモンステラがユニコムプラザの大学との連携で取り組み、半年間かけて作成した、小•中•高校生•支援者版《ヤングケアラーについて知る•学ぶ•
支える》ための後は印刷を待つだけとなった冊子のことでした。
もちろんこの冊子は相模原市の「ヤングケアラー」のこどもたちだけでなく、生徒全員と
相模原市の「ヤングケアラー」に関わる先生•支援者•行政など皆さまに知って考えて支えて
いただくために作成したいと思いました。
そして更に必要としているご家庭に【ヤングケアラー版ケアラーのバトン】もお渡しいただけたらと思い、消防署救急救命課にもご確認し必要性を促していただき、冊子についてもご確認をお願いしています。
話が少しそれますが、
✳️ この【ケアラーのバトン】はコロナ禍となりケアラーさんがコロナに感染したときに、
第3者に要介護者とケアラーさんの情報を伝えられるように、日本ケアラー連盟が要項を作成し、当初は厚労省とケアラー連盟のどちらかでもダウンロードできるようになっていました。⭐️コロナでなくてもケアラーさんに何かが起きたときに平常時でももちろんお守りがわりに
使用できます。
⭐️在宅介護のケアラーであった私も、家族が留守で自身が救急車🚑を呼びたいくらいのときでも要介護者が自宅にいた場合呼べないことが実際ありました。
私の経験とモンステラに来られるケアラーさんの状況から必ず必要だと考え、コロナ禍と
なり間もなく表紙•裏表紙メッセージを添えて印刷した冊子を、当時の救急救命課の課長さんに私の住む区だけでも救急隊と共有していただけないかお願いに伺いました。
すると想像もしていませんでしたが『私は救急救命一筋できました。このケアラーのバトンの持つ重要性はわかります。』と言ってくださり、その場で相模原市全域の消防署救急隊と
共有する司令を出してくださいました。
【救える命は救いたい】そのときの課長さんの対応は今でも忘れられないほどの嬉しい記憶です。🙏
そして間違いなく救急隊で共有されていることが昨年夏に確認でき、言葉にできないくらい
嬉しく思いました。😂
ですからヤングケアラーさんの心が少しでも🤏軽く、そしていざというときに役に立つ
【ケアラーのバトン】も届けたいと思っています。
✳️ 話しは戻り、
先生方•支援職の方•支援者の方々も「ヤングケアラーのこと」「どんな声かけをしたら良いのか?」『難しい問題だから良くわからない。』との声が圧倒的に多いからです。
ですから、イニシアチブをとっているこども家庭課とは特にご連絡をとらせていただきながら、そしてやっと相模原市が行った【家族のお世話や家事についての実態調査】(ヤングケアラー実態調査と記載してはいけないため)の結果を反映させて作成させていただきました。
高校生は調査は実施しないため、高校生と支援者版については神奈川県が教職員用に作成した資料なども引用させていただくことを神奈川県子どもみらい局の担当者の方とご相談しながら参考にさせていただき作成しました。
たたき台が作成できた時点で、こども家庭課•教育委員会•ケアラーズカフェモンステラで
面談させていただく場を設けてくださることになっていました。
ところが20日の結論では教育委員会との面談もなく、『相模原市としては、インフォーマルなケアラーズカフェモンステラが作成したものは生徒さんたちに配布することはできません。』とのことでした。
相模原市としては、調査した生徒に対し調査結果と相談できるところを添付したものを
渡すとのご回答でした。
課長が作成した冊子について配布できない理由付けを話された後、私は以前からずっと
気になっていたことをご質問させていただきました。
【課長•担当課長•職員の方含め、「ヤングケアラー」課題に取り組むことになられてから
一度でもヤングケアラー•元ヤングケアラー•若者ケアラーになられた人に直接お会いになり
お話しを聴かれたことがありますか?】
回答は、揃って『いいえ』でした。
ですから私は中学時代の【問題外の外】の言葉が頭に浮かんだのだと思います。
他の都道府県市で、「ヤングケアラー」「ダブルケア」の活動団体と行政が伴走しながら、
周知•認知•支援活動をされているところも複数あります。
中には無料冊子(小)を配布されているところもあります。
ケアラーズカフェモンステラも送っていただきました。
今回ケアラーズカフェモんステラ、大学3年生のときからヤングケアラーについて研究されている和光大学大学院生の大高綾音様、ユニコムプラザのお二人の担当者の方も市内•他都道府県の先生にご意見をお願いしてくださり意見を交わしながら、【どのように•どんな言葉やイラストを使えば伝えることができるのか】こどもたちのことを思い作成しました。
相模原市で、
《無償の愛で家族のケア•介護•見守り•家事などを担っているこどもたち》の、自分が自覚している小学5•6年生で【1328人】中学生で【1765人】がいるという現実。
自覚していないこどもたちもいます。
そして、いつそうなるかもわからない構図は大人と同じこと。
でも心身の成長期にあり将来のあるこどもたちだからこそ早く気づいてもらう(あげる)必要があります。
その現実が一番ご理解されていないのが誰なのか❓どこなのか❓言わずもがなのように私は
思います。
モンステラに来られる方でヤングケアラーからの始まりで、まさに地域包括ケアシステム
でいわれている複雑化したご家族と化し、ひとり親•兄妹でブラックホールの中でもがくしか
なくなっている現実を見ていて思うのは【このようになる前にどうにかならなかったのか?】
【どうにかしてくださる人はいなかったのか?】と残念でもあり悔しくもあります。
【人の人生が(命)かかっている】意識をもって事にあたっていられるでしょうか?
今回ケアラーズカフェモンステラは、こどもたちと支援してくださる方に配布するために冊子を作成しようと思いました。
どうしたら配布できるのかは、知恵を絞れば色々出てきます。
20日のこども家庭課の課長•担当課長•職員の方の帰り際に『ケアラーズカフェモンステラは
諦めることなく配布方法を考えますので。』とお伝えさせていただきました。
25日から始める【多世代交流食堂】も「ヤングケアラー」とそのご家族も含めての居場所
になることを願っています。
「ヤングケアラー」のこどもさんがなんとなく心の声を聴かせてくれる日が来ること、
そして当事者の方たち元ヤングケアラーの方のピアサロンができるといいなァとも考えています。
初回の25日はおかげ様で本当に多世代でありヤングケアラーのいられるご家族がお見えくださる予定になっています。
そしてもう一つ、何らかの理由•事情で食事づくりが難しくなっているご家族には是非お越しいただきたいと思っています。
介護からのうつ病で、ある日突然キッチンにさえ入れなくなったことのある私だからこそ
【食べることは生きること】にこだわりたいと思います。
そして「🍀少しでも🤏幸せ🍀」を感じて頂けることを願ってやみません。
とにかく月1回からですがやってみたいと思います。
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