初めての🍀経験者による認知症介護座談会🍀

28日(日) 13時〜15時　ロイヤルボーノ相模大野店の一室をお借りして、

初めての出張ケアラーズカフェモンステラ〜がんばっているあなたに伝えたい〜

【経験者による認知症介護座談会】を開かせていただきました。

少人数での開催が希望でもあり申し込み定員6名程度のところ、ロイヤルさまの告知によるところが大きく、初回より定員を上回るお申し込みをいただきました。

2名の方には【次回12月12日(日) 13時〜15時】にお越しいただくことになりました。

初回でもありモンステラ担当の森さまに進行役をお願いしました。

遠い方では小田急線で1時間程かかる所から足を運んでいただいた方もいられ、

いかにケアラー(介護者)の方をケアする場所が少ないのだと改めて思いました。

【認知症介護座談会】ということではありましたが、在宅介護の方•通い介護の方•老老介護のお母様を心配されたお嬢様がお父様のグループホーム入所に踏み切られた方•グリーフケアの方と6名の少人数の方であっても一つとして同じ介護の形はありませんでした。

それぞれ悩んでいられること、またケアラーさんの懸命な頑張りによりご主人様の身体の機能が驚くほど回復された方の明るいお話もお聴きすることができました。

あるお一人の方が、ご主人様を懸命に介護されていられるケアラーさんのお話と、

私が認知症介護での『段階を経るごとに受容が必要になり、その受容がケアラーさんに

とってとても大変なことですよね。』とお話しさせていただいた直後に、『ごめんなさい』と言われ大粒の涙💦が溢れでました。

多分その涙💦された方は、ご自身が懸命にお父様を介護されていたときのことを想い出されたこと、またご自身にグリーフケアが必要だということに気づかれていられなかったのだと

思いました。

私は『ご自身がこころに蓋をされていたことに気づかれて良かったですね。

泣かれることも💦大切なことですから。』とお声掛けさせていただきました。

もうひとつは親の介護の兄妹、(姉妹•兄弟)間の役割分担と関係性のことでの悩みを皆さま

抱えていられることでした。(私たち夫婦も同様でした。)

ケアラーズカフェモンステラでは、個人での寄り添いを大切にしたいと思っています。

でもまた、このように少人数での座談会も、個人とは違う形でのケアラーさんや、

グリーフケアを必要とされる方に気づいていただくことができることを学びました。

そして特に感じたことは、老老介護のケアラーの方が、『本当に大変なんです。』と言われ

ながらも、懸命に頑張っていられることに満足されずに『もっとできるはずだと思う。』と、ご自分を責めていられること。😂

認知症介護のたどる道筋を知識としてお持ちでないことが、この先の認知症介護にどういう影響を与えることになるのかがとても気がかりなことでした。

そして私がそうであったように、頑張っている自分を褒めたり、ねぎらうことをされていられる方は残念ながらいられませんでした。😆

やはりケアラーさんは自分のことは一番後回しにしてしまうことを再確認させられました。

ケアラーズカフェモンステラの場と同様、そのときに出逢った方と【一期一会】だと思い、

私の経験した失敗をお話しし、『介護にも第一章•第二章•第三章があって良いと思って

います。何より介護による共倒れを防ぐために、ご自身の人生と健康でいられることを大事に

されて下さい。』と繰り返しお話しさせていただきました。

どのように受け止めていただけたのかはわかりませんが、失敗した私だからこそ伝えて

いけることだと思っています。

定期的な場の提供をロイヤルさんに与えていただき継続していけることを願っています。

初回にお越し下さいました方々に心より感謝しています。😌

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