🌺モンステラ STORY🌺
ケアラーズカフェ☕️モンステラができるまでの奇跡
part two
前回part oneで書いた、初めて溶岩台地に立った日は、日本時間の59回目の 私の誕生日の日でした。 偶然なのか必然だったのか? 「神のみぞ知る」でしょうか。
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🌿うつ病と適応障害のある私がどうして❓しかも海外旅行にも行かれた のかと思われた方もいられると思います。
ご存知の方もあるかと思いますが、うつ病の症状もさまざまあり、私は主に身体にいろいろな症状が出るタイプでした。
「布団から出られない、やる気が起きない、体が動かない」という 症状はなかったため、
ある意味自分自身も家族も、母がお世話になっていた 訪問診療•看護、ケアマネージャー、
デイサービス、ショートステイの人も 私の変化に気づくことはありませんでした。
私の症状で後から心当ったのは、時々襲われる強い倦怠感でした。
でも、暫く横になっていると治り動き出せていました。 もうひとつ心理面で後から気づいたことは、介護の途中から時折り 「これがいつまで続くのだう。」と気持ちがわさわさすることが 少しずつ増えていったことです。
また家族もそれぞれ忙しく帰宅時間もバラバラで、次第に睡眠が取れなくなったことです。
1日1日を終えることで精一杯で、自分のことは後回しにしてしまった。
でもなにより私のココロをいちばん蝕んでいったことは、母の認知症が 進行していく姿を見続けていたことにあると思います。
介護を経験したことに後悔はありませんが、自分の心身をなおざりにしてしまった ことには後悔の念を覚えています。
🌿ケアラーズの皆さまに伝えたいこと🌿
『自分の心身、人生を大切にすることを忘れないでください。』
『ケアを必要とする人、ケアラーさんにとって、段階ごとにそのときのbetterだと思える選択ができたらと願います。 そのために、ケアを必要とする人だけでなくケアラーさん自身の状況を客観的に観る習慣をつけていただきたいと思います。』
🌿ケアラーズの皆さまの近くにいられる方に伝えたいこと🌿
『あなたもいつケアラーになるかわかりません。
人ごとではなく自分ごととして想像してみて下さい。』
『あなたのケアラーズに向けられる温かい眼差し、温かい言葉により、ケアラーズのココロが少しずつ軽くなっていくのですから。』
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ハワイ島旅行から4ヶ月後の、6月26日〜28日水上温泉にハワイ島に一緒に行った 友人と私たち夫婦で行きました。 水上温泉駅の近くにお洒落なカフェ☕️と雑貨屋さんがあり、なんとなく 吸い込まれるように雑貨屋さんに入りました。 そこは、*ナヘル*という店名で、ハワイにしばらく住んでいた女性の人が帰国後 好きなハワイ雑貨を置くお店とカフェ☕️を営んでいました。
その後富岡製糸場にも足を伸ばし、製糸場近くの道の駅のアンティーク雑貨を 素敵にディスプレイしてあるのを見て、自分の家でも祖父母や父母が残してくれた ものを飾ったりしても面白いな〜とおぼろげに思いました。
そんなことを思いながらも、私の持つうつ病と適応障害とムズムズ足症候群に 縛られている日々に気づけたとき、この先もそのことだけを考えて生きていく のかと思ったとき、「そんな人生は嫌だ!」と声を挙げるもうひとりの私が いました。
そしてその頃起きたもうひとつの出来事は、結婚してからずっと家族のために 作り続けていた料理と洗い物が突然全くできなくなったことです。
そんな状況が重なり、心の底から「長いトンネルから出たい。」と強く思えた 瞬間があったのかもしれません。
そう思えたとき、3回目に転院してお世話になっている精神科の先生に 言われていた「元には戻れないですよ。これからは、山田由美子さんとしての 新しいアイデンティティをつくって下さいね。」との言葉の意味が少しずつ 理解できるようになっていきました。
🌿気づくことができたのも大きな奇跡のひとつだと思っています。🌿
🌺奇跡のお話しはこれからも続きます。🌺
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